
2020年5月31日にTマガジンの有料サービス(月額400円で550誌読み放題)が終了することがサイト内で告知されました。
※ 新規申し込みは2020年5月1日に終了
それにしても電子書籍業界が右肩上がりで伸びている中、雑誌の読み放題サービスで最も多い550誌のラインナップと月額400円というコスパの良いTマガジンが終了するなんて驚きです。
そこで、Tマガジンのその後、終了する原因、Tマガジンの代わりになるおすすめの電子書籍のサブスクなどについてお送りします。
Tマガジンは無料サービスだけ継続
まずは、Tマガジンのサイトの告知を御覧ください!
②のところに新規お申し込みの受付終了日時(2020年5月1日)と有料サービス終了の日時(2020年5月31日)が書いてあります。
また、2020年6月1日以降のその後についてですが、会員登録なしでも80誌が無料で読めるサービスのみ継続するようです。(①のところ)
現在、未ログイン状態で表示されている雑誌が6月1日以降も読めるのだとすれば、芸能記事などが多い週刊誌などはけっこう生き残っていますが、男性ファッション、ビジネス・国際・IT、旅行・グルメ、R18の4つのジャンルは全滅です。
Tマガジンの有料サービスが終了する原因
本当のところはTマガジンの中の人など関係者に聞かなければ分かりません。
しかし、当記事執筆者の私はTマガジンを含めた複数の電子書籍のサブスクをりようしたことがあるので、ユーザーとして「これが原因ではないかな?」と思うものをあげてみたいと思います。(あくまで個人の見解です)
マーケティングの失敗
私は楽天マガジンのTVCMは何度も見た記憶があるのですが、TマガジンのCMを見た記憶がありません。
知ってもらわない限りは新規登録者数は伸びませんので、Tマガジンはマーケティングで失敗したのではないかと思われます。
使い勝手がいまいち
細かいところですが、楽天マガジンと比較すると、Tマガジンにはいろいろと使い勝手の悪さがありました。
- 雑誌一覧を表示したときのサムネイル画像が小さくで見づらい
- 左右に90度回転はするが、180度回転が出来ない
- 雑誌の探し方のバリエーションが少ない
私は電子書籍を読む際にはいiPadを使うのですが、楽天マガジンはiPadの上下が変わっても画面が180度回って表示されるのですが、TマガジンはiPadのホームボタンが上にある状態にすると逆さまに表示されたままなんですね。
また、楽天マガジンはおすすめ、記事から探す、新着順、雑誌名順、人気順などのいろいろな雑誌の探し方が出来るのに対し、Tマガジンはジャンルとランキングの2つの探し方しかできません。
このような細かい使い勝手の違いが、ユーザーにストレスを感じさせていた可能性はあります。
新刊が遅い雑誌がある
私が好きな雑誌に週刊SPAがあるのですが、楽天マガジンが発売日に新刊が表示されるのに対し、Tマガジンは3日程遅れて表示されていました。
「あれ?今週SPAは休刊なのかな?」と思ってコンビニに行ったら新刊があってガッカリしたことがあります。
もちろん、グラビア写真の修正が他のサービスに比べて少ない、縦読み機能などが便利など、Tマガジンの良さもあったので残念です。
Tマガジンの代わりのサービスは何がおすすめ?
一度電子書籍のサブスクサービスを使うと、その便利さとコスパの良さで紙の雑誌に戻れません。
ですから、Tマガジンユーザーは他の電子書籍読み放題のサブスクを探すと思いますが、代わりとしておすすめできるのは楽天マガジンとdマガジンの2つす。
- 楽天マガジン:月額380円(税抜)で450誌以上が読み放題
- dマガジン:月額400円(税抜)で450誌以上が読み放題
価格だけみれば楽天マガジンが良さそうですが、価格だけでなく雑誌のラインナップや使い勝手など違いも含めてどちらが自分に合っているかで決めるべきです。
幸いなことに、楽天マガジンもdマガジンも初回登録時は31日間の無料お試し期間がありますので、実際に使ってみることをおすすめします!